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2019.07.28

ルイスポールセン 秋の新商品「VLリングクラウン」

先日ブログでご紹介したデンマーク国会議事堂でも使われている

歴史的名作「VLリングクラウン」がこの度、ルイスポールセンより復刻されます。

ヴィルヘルム・ラウリッツェンによる乳白ガラスと真鍮でできた「VLシリーズ」。

シェードは光沢ある乳白色の三層吹きガラス、メタル部分はポリッシュ仕上げの無塗装の真鍮です。

 

こちらの4種のペンダント、 2つのウォールランプが加わります。

 

VLリングクラウンというランプが生まれたのは、1940年代に遡ります。

デンマークの建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェンは自らの建築プロジェクトで、

球形でも、また良く知られたPHランプでもない照明器具の必要性を感じ、

清楚でグレア・フリーというだけでなく、

実用性を備えた新しいガラスシェードのランプのシリーズを誕生させました。

 

1953年、ルイスポールセンの広報誌『NYT』 で、彼はポール・ヘニングセンに次のように述べています。

「照明器具は、ホコリを払うのが簡単で、中に塵が溜まらず、ダ メージを受けてもすぐに壊れず、

電球交換が簡単で、調光しなく ても眩しくなく、

そして下向きに光を集め、同時に空間全体も柔 らかく照らすことが必要です。

また、外観が清楚であることも大切です。」

VLリングクラウンは、これらすべての条件を満たします。

 

VLリングクラウンは、1940年代にコペンハーゲンのデンマーク放送局のために設計されたランプに由来します。

しかし、放送局ではウォールタイプや1灯用のペンダントは使用されましたが、

複数用のリングクラウンは使われず、その後間もなくして、オリジナル・スケッチにあったリングクラウンが発表されました。

建築家フィン・ユールはかつてヴィルヘルム・ラウリッツェンの事務所で働いていましたが、

1947年にコペンハーゲンのアマガートーブ広場にあったデンマークの磁器メーカー、

ビング・オー・グレンダール(B&G)の旗艦店のインテリアデザインで、

エカースベア・メダル(1883以来デンマーク王立芸術アカデミーが毎年授与する賞)を受賞しました。

彼はこのプロジェクトで初めてVLリングクラウンを使用しました。

それ以来、ヴィルヘルム・ラウリッツェンのリングクラウンは飛ぶように売れました。

 

このシリーズは、本物の特別な感触をもたらし、温かみのある光で空間をソフトに照らします。

一部、店頭でも展示をご覧いただける予定です。

どうぞお楽しみに。

 

 

VLリングクラウン(2019年10月日本発売予定)

サイズ:Φ190㎜(各ガラスシェード) 多灯用リングクラウンΦ550(3灯)、Φ690(5灯)、Φ893(7灯).

光源(各シェード):E26 LED電球(白熱電球60W相当).

税抜価格: 56,000円(1灯用ペンダント)、271,000円(3灯用)、 366,000円(5灯用)、461,000円(7灯用)、

65,000円(ウォール)、103,000円(2灯用ウォール)

 

 

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