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2023.01.13 /

和室に似合う照明

お正月、漆器や木製のお重など和のテイストに触れる事が多く古来から受け継がれる様式美に惹かれます。最近は和室を洋室に変更することも多いとは思いますが、畳や障子などの天然素材に親しみを感じ、畳に寝転んでイグサの香りに癒されたり。おもてなし空間や子供部屋、寝室などフレキシブルに使える空間として重宝する和室。そんな和室に似合う照明はどういうものでしょうか。

和室をどのように使用するかで必要な明るさが変わります。勉強、仕事などの作業用なのか、おもてなしやお子様スペースなどくつろぐ場所にするのかなど。適所適光の考えの基に手元を照らすテーブルランプ、壁を照らし部屋の雰囲気作りに効果的なフロアランプなどを追加することで心地よい空間作りができます。

 

 

和室は畳や柱といった直線的な印象が強いので、照明は丸い曲線的なアイテムがおすすめです。とくに吊り下げ式の丸いペンダントライトは、部屋の中心で光ってアクセントになるので、メリハリがついて洗練した雰囲気を演出できます。

 

□Nelson Bubble Lamps /HermanMiller

ニューヨーク近代美術館(MOMA)の永久保存コレクションとなっているバブルランプは1952年ジョージ・ネルソンによりデザインされました。バブルランプの特徴は、シンプルながらもユニークなフォルムから幻想的な光を照らし出す美しさにあります。その光を生み出すシェード部分は職人が手作業で、細いスチールフレームに特殊なプラスチックをスプレーでコーティングするという、製作開始当時と変わらない工程により作られています。シェード表面は和紙のようなニュアンスを生み、ふんわりとやわらかく透過した光が室内全体に広がります。

 

 

□ウォラート/louis  Poulsen

3層ガラスの表面はサラっとした心地よいマットな手触り。優しく温かな雰囲気の乳白色のシェードは、畳や襖など和室とも相性が良く柔らかな雰囲気を一層引き立てます。また、下部開口部から直接光を落とすため、テーブルの上に低く吊り下げて使用しても効果的で、明かりを消している時にも美しい表情を見せてくれます。

 

 

□LAMELLA/LE KLINT

1901年、デンマークの建築家 P.V. イェンセン・クリントが日本の折り紙をヒントに、オイルランプのあかりを調節するためのプリーツのシェードを作りました。規則的に続く折りは美しい陰影を生み出し、レ・クリントの原点となっています。1枚のプラスチックシートを熟練の折り職人が繊細に織り作られています。影をもデザインした見事な造形美は一日のうちで時間ごとに違う表情を魅せてくれます。

 

ひとこと

ご紹介した照明は柔らかい灯りが和室全体に広がり、ふんわりとした雰囲気で畳や襖といった自然素材を使う和室の良さをさらに強調しリラックスできる空間を作ることができます。日本の戸建てやマンションに多い「洋室と繋がる和室」に設置すれば、洋と和を調和させてくれる主役になるアイテムです。デザインやサイズなど多数の商品がありますのでスタッフまでご相談ください。

和のテイストを活かした優しく穏やかな灯りで、ふっと心が和む心地良い空間を演出してはいかがでしょうか。

 

この記事を書いたひと そごう広島店 近藤

 

 

 

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