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2023.01.12

使いこむほどに味が出る”ゴールデンベル”

北欧インテリアで欠かせないアイテムと言えば、何を思い浮かべますか?

私はやっぱり照明でしょうか。

北欧照明と言えばルイスポールセンを想い浮かべる方が多いと思いますが、今回私がご紹介するのはフィンランドの家具ブランドartekの照明、A330通称”ゴールデンベル”です。

現在、我が家でも愛用していますが、購入の決め手になったのは2020年に放送されたNHKドラマ『ハルカの光』でした。内容は、名作照明を扱う専門店で働くハルカが接客を通してお客様と照明とを照らし合わせ自らの人生を見つめ直すストーリー。毎回誰もが知っているような有名デザイナーの名作照明が登場し、それぞれの作品の特徴や由来、光の質、作家のキャラクターや人生観も学べる心温まるドラマでした。放送当時は、スラップモブラーにご来店されるお客様とも、ドラマの話で盛り上がったりもしました。そのドラマの1話目で登場したのが”ゴールデンベル サヴォイ”下町にある古びた老舗寿司屋のカウンターに灯す照明として。もともとヘルシンキにあるサヴォイレストランの内装のためにデザインされた照明ですが、まさか純和風の寿司屋のカウンターに灯されるなんて意外性に度肝を抜かれました。でも、それがとってもマッチしていて、少し寂しく古びた空間に放たれる温かく柔らかな光とフォルムの美しさが何とも素敵でした。それがきっかけとなり、現在我が家の4.5畳ほどの和室でも美しくひっそりと灯されています。

接合を施さない一つの真鍮により形作られ、下に向かった開口部から光が放たれることにより眩しさを抑え、シェードに刻まれた穴から光が輪のように分散されるよう機能的にデザインされています。その姿は灯りがともっていてもいなくても、まるで彫刻のように美しい佇まいをしています。

A330Sペンダント ゴールデンベル サヴォイ | artek

サイズ:W170× D170× H200mm 全長1000mm(器具込み) ¥62,700(税込)

※artekは2023年2月1日(水)より価格改定を行います。

 

この記事を書いたひと そごう店 徳田

 

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