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2023.01.25 /

冬の夜とグローボール

以前私は路面店でインテリアとは違う仕事をしていたのですが、冬になると思い出すのが、雪の夜に窓の外側を見ながら聞いた、

『暖房が効いた室内の景色が窓ガラスに映って、白くて寒そうな冬の景色と合わさっているのが好き』

という言葉です。そこにあるのは程よくきりっとする感覚と、緩む感覚の混在です。

あたたかみのある空間の中に、ちょっとひんやりしたものがあるのって、気持ちがぴんとする心地よさがあると思います。

私がその感覚と近いのでは??と思ったのが、グローボールです。”どんなインテリアにも合う、控えめなのに印象に残る照明“として挙げられていたのを聞いた時、実物を見たい!と思いました。

まんまるでは無く少し歪みを持たせた横長のかたちと、冷ややかな質感、有機的なコードが、存在感をほどよくひそやかにしてくれて、夜空に浮かぶ月のよう。柔らかく照らすようで、ちょっと緊張感も共存しているように感じます。

構造的な工夫としては、ランプ挿入する開口部を極限まで小さくすることで、ガラスグローブ全体が余すことなく発光します。グローブに一切影が映らないのも、この照明がどこからみても美しい要素です。リビングにもダイニングにもお選びいただけます。

真下から見上げてもまぶしくないので、和室にもおすすめです。

FLOS|GLO-BALL S1
Φ330×H270¥86,900(税込価格)

FLOS|GLO-BALL S2
Φ450×H360¥104,500(税込価格)

 

デザイナーがすべきことは自己主張したいという本能的願望を抑え、慎み深くあること。/ジャスパー・モリソン

グローボールはジャスパー・モリソンの代表作のひとつです。

 

この記事を書いたひと

そごう広島店 冨士

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