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2023.02.10 /

カスタール、あなたはどっち派?

今までもラグの必要性を度々ご紹介させて頂いておりますが、いざ、選ぶとなると数あるラグからどれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。カスタールのオーダーラグには大きく分けてウーブンラグとハンドタフテッドラグの2種類のラグがあります。まずは、その違いを知って頂き最適な一枚を探してみて下さい。

 

ウーブンラグとは、経糸と横糸を直角に交差させていく平織りのラグのこと。織りによってデザインを表現するために、糸の色や質感に徹底してこだわるのもカスタールの特徴です。

 

ハンドタフテッドラグとは、基布に糸を打ち込んでパイルを作る製法。糸の差し込み方をはじめ、毛足の長さや密度を変えることにより、さまざまな表現が可能です。現在“シャギーラグ”と呼ばれる毛足の長いラグは、カスタールが最初に作ったものです。

選ぶには、まず日頃どのようにラグで過ごすかを想像してみて下さい。ラグの上に座ったり寝転がったりするなら、ハンドタフテッドの毛足があり弾力のあるラグが肌触りもよくお勧めです。一方、ウーブンラグは毛足が無い分、毛と毛の間にゴミなどが入りにくくサラッとした足触りです。また織りによる模様が魅力です。

どちらのタイプか決まったら、色や柄選びですが、ここで迷われる方が多い気がします。多色使いのラグはインテリアに合わせにくいのではと考えられる方がいらっしゃいますが、いろんな色がある分、意外と他の家具や雑貨と合わせやすかったりもします。すっきり纏まりのある空間にしたいなら床やソファと同系色のものにすると空間に馴染んで飽きがきません。

 

数あるラグ中からほんの一部ご紹介させて頂きます。

≪ウーブンラグ≫

Ingrid Icon(イングリッドアイコン)は、ウール糸をベースに、経糸にリネンを用いて織られたウーブンラグです。デザイナーのグニラ・ラーゲヘム・ウルバーグが、織物の手工芸品やスカンジナビアの伝統的なニットセーターにインスピレーションを得て、このパターンを生み出しました。どこか懐かしく、新鮮さも感じさせる、不思議な魅力をもつラグです。

 

Terrazzo(テラッツォ)は、岩石や鉱物、クリスタルの凹凸のある表面や質感からインスピレーションを得たデザインです。2本のウール糸と1本のブークレ糸を用いるスリーシャトルプロセスにより、アクセントカラーを際立たせると同時に、高い耐久性を実現しています。

 

Doris(ドリス)は、緻密なグラフィックをソフトで繊細な素材で表現したピュアウールのウーブンラグです。柄を構成するのは、ふわふわのシェニール糸とカスタールのウーブンラグの多くに用いられているクラシックなウール糸。ドットの幾何学模様は小石を思わせ、ラグに美しい触感と魅力的な構造を与えています。

 

≪ハンドタフテッドラグ≫

Chique(シック)は、梳毛ウールを用いた優雅なハンドタフテッドラグです。梳毛ウールとは、通常、高級なスーツやコートなどに用いられ、ウールのなかでも最高品質と言われるもの。この梳毛ウールを用い、カットパイルとループパイルをミックスすることで、凹凸のストライプ模様が描き出されています。

 

Flourish(フローリッシュ)は、ラグの生産工程で生まれる残糸を活用したハンドタフテッドラグです。さまざまな色の残糸がランダムにミックスされるため、一枚一枚表情の異なるラグができあがるのが特徴。まるで芸術作品のようなユニークなラグです。ダイアゴナル(斜め)のパッチワークのようなデザインが目を引きます。

 

Tekla(テクラ)は、さまざまな色合いのパイル糸を打ち込んだハンドタフテッドラグです。太いウール糸と細いリネン糸をミックスすることで、奥行きのある表情を生み出しています。お菓子やキャンディ、紙ふぶきをイメージソースとしたこのラグは、少しパンキッシュなスタイルを作り上げているのも特徴です。

 

カスタールのラグには世界で活躍する建築家やデザイナーたちがカスタールとビジョンを共有し、独創的なラグを生み出しています。インテリアとの組み合わせでどうしても迷った時には、あなたの一番心惹かれるラグを選んで下さい。大丈夫、素敵な空間が完成するはずです。

 

この記事を書いたひと そごう広島店 徳田

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