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2022.12.02 /

Wooden Figures

12月に入り冷え込みが厳しくなってきました。デンマーク、北欧の冬は寒く日照時間も6時間程度 「どうやって冬を楽しもうか、お家時間を心地よく過ごすには」と考えた先人の知恵が優れたデザインを産みました。デンマークには、ヒュッゲ(Hygge)という言葉があり「居心地がいい空間」や「楽しい時間」を意味します。そこにはキャンドルの灯りがあったり、座り心地のいい椅子があったり、オシャレなインテリアがあったり、部屋を暗めに調節したり、リラックスできる音楽を流してみたり。ヒュッゲを演出するにはデザイン的な発想を持たざるを得ない。そういうところからデザインが豊かになったように思います。

今日は、見れば見るほど愛くるしく、木の温もりを感じ、デザイン性に優れているデンマーク製の木製小物を紹介します。

 

【Wooden Figures】 Brainchild

マホガニー材はどんなインテリアにも合うシックな色合いが特徴。昔から、そこにいたように馴染んだ雰囲気が愛くるしさを感じます。真鍮の足も経年変化が楽しめる素材となっています。キャビネットの上、本棚、ラックなどちょこんと置いておくだけで木の温もりに心癒されます。

 

 

□The Swan  素材:マホガニー/脚:ブラス(真鍮)

サイズ:W6.8×D8.5×H12.5cm  ¥21,450 (税抜¥19,500)

 

 

□The Egg  素材:マホガニー/脚:ブラス(真鍮)
サイズ:W7.5×D7.5×H10cm ¥18,700(税抜¥17,000)

Brainchild 
1920年から1970年までの黄金期に生まれたデンマークモダンと呼ば美れる美しい家具や照明たち。そんな素晴らしいデザインに敬意を払いつつ、独自のユーモアと美学の元に生み出されるブレインチャイルドの小物たちは、毎日の暮らしの中で、美しさと共に私たちに微笑みも与えてくれる事でしょう。

 

 

 

【Monkey】 デザイナー:Kay Bojesen

 

本棚や食器棚の片隅にひょいとぶら下がるユニークな「モンキー」。こちらは、カイ・ボイスンの代表作でもある木製玩具。1951年に発表されて以来、子どもから大人まで多くの人々に愛され続け、今や北欧デザインのアイコン的存在となっています。

好きな場所に引っ掛けたり、座らせたり。ポーズを変えて楽しめるオブジェとして、いつまでも遊び心をくすぐってくれます。ぶら下がりに適した手首と長い腕を持ったモンキーは、元々は高いところに手の届かない子どものためのフックとしてデザインされたものでした。大人のハンガーに片手を掛け、もう片方の手で子どものコートや帽子を掛けるという仕組み。現在手にすることができるモンキーは衣服をかけるための強度は持ち合わせていませんが、その誕生の背景からカイ・ボイスンの愛情深くウィットに富んだ発想力を伺い知ることができます。

 

□Ⅿini ¥13,200(税抜¥12,000)チーク、ブラック

サイズ(全て両腕を下げた状態) 約w80×D27×H96mm  約25g

 

 

□Small ¥24,750(税抜¥22,500)チーク

サイズ(全て両腕を下げた状態)約w160×D60×H190mm

約190g

チーク材が使われておりオイル仕上げとなっております。害のないヨーロッパの安全基準をクリアしたオイルを使用しているので、お子様が口にしても安心です。年月とともに味わい深い色合いに変化する木の風合いをお楽しみください。

 

 

□Ⅿedium  ¥66,000(税抜¥60,000)チーク

サイズ(全て両腕を下げた状態) 約w230×D88×H290mm

約570g

 

 

頭・肩・股・手首・足首などが360°自由自在に動くようになっていて、立ったり座ったり、手足を棚にひっかけて飾ったりといろんなポーズが楽しめます。可動部分はゴムや紐で接合されており、柔軟性と耐久性に優れています。

※頭部は引っ張ると外れます。
※木目には個体差があります。
※直射日光、暖房機器等の直接的な熱は、乾燥、木割れの原因となりますのでご注意ください

 

 

デザイナー:Kay Bojesen

デンマークで最も知られているデザイナーの一人「カイ・ボイスン/Kay Bojesen」1886年生まれのデンマーク人。ジュエリーをはじめとするライフスタイルブランド「ジョージ・ジェンセン/Georg Jensen」で働いたのち、銀細工師として独立。1930年代には長男の誕生をきっかけに木製玩具の制作を開始。今ではカイ・ボイスンのアイコン的存在にもなっている「Monkey」をはじめ、Elephantなどさまざまな木製動物を制作しました。また、1938年にデザインしたスプーン、フォーク、ナイフのカトラリーセットは、1951年のミラノトリエンナーレから3年連続で最優秀賞を受賞したことから「グランプリカトラリー」と名付けられました。デンマーク王室御用達のこのカトラリーは世界中でベストセラーとなりました。木工、金工を問わず、品質の高さ、人を魅了する美しいデザインは発売開始より70年を過ぎた今も色褪せることはありません。

 

「世界で最も幸せな国」ランキングで常に上位にランクインするデンマーク。その理由のひとつは、何気ない日常の中で、ヒュッゲの時間を大切にしてちょっとした幸せを感じる瞬間を持つように意識しているからだと思います。愛くるしい小物に心癒されてみませんか。

この記事を書いたひと そごう広島店 近藤

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