北欧家具が好きな人にとって、憧れの存在となっている家具の一つがCH24です。「Yチェア」や「ウィッシュボーンチェア」という愛称でも呼ばれており、椅子の巨匠、ハンス・J・ウェグナーが手掛けた代表作になっています。
この椅子を長く愛用していくにあたって一番のポイントだと感じているのは、軽さです。普段座る際はもちろん、掃除をする時など、椅子を動かすシーンは暮らしの中で思っていた以上に多いもの。軽ければちょっとした動きにも楽々と対応でき、使い勝手が良いので長く愛用することができます。曲線を活かした柔らかなフォルムや、フレームの滑らかさも魅力です。座面はペーパーコード張りで座り心地が良く、使い込んで痛みが目立ってきた時には張り替えることができます。メンテナンスをしながら大切に使えば、自分自身はもちろん子どもへ、そして孫へと三世代に渡って受け継いでいくことができます。
名品でありながら、日常の暮らしにも臆することなく使うことができる。名作が数多くある北欧家具の中でも、このチェアが北欧モダンの傑作として世界中から愛されている理由はそうした部分にあるのだと思います。

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