我が家のダイニングは円テーブルです。ドアを開けて目に入るなめらかな曲線は、ああ、やっぱりきれい。と思わせてくれます。
大切な人が集うダイニング。どんなテーブルをかこむのかによって、過ごす時間は変わります。
Yチェアのデザイナー、ハンス J. ウェグナーは多くのテーブルをデザインしましたが、Carl Hansen & Søn ( カール・ハンセン&サン)の円テーブル、CH388は、無垢材とステンレススチールの組み合わせ。
金属の使い方も美しく、きゅっと緊張感がありながら、身体に近い部分は曲線になっていたりと、ほっとする要素も兼ねています。
人の暮らしに目を置いてデザインされたのだと、使う人への配慮も浮かぶテーブル。テーブルの端をまっすぐ落とすことで、夜、ダイニング上の照明を灯したときにテーブルのラインがくっきり現れる効果もあるのだそう。
スチール脚の椅子と揃えるのももちろん綺麗ですし、シェーカーチェアのなど、まっすぐおりた脚とも良く合います。どこに重きを置いてスタイリングしよう?そんな時間も楽しめます。
細部まで想いを感じられるテーブルは、そこにあるだけでウェグナーの底深い愛情をものがたっているよう。眺めるだけでも幸せな時間になりそうです。
スラップモブラーそごう広島店/冨士