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私たちがご提案いたします

 

 

 

インテリアバランスを調える

空間は、家具や小物といったモノの存在だけでつくられているわけではありません。壁や床、照明、香りや自然光、目に見える景色など、五感から得るものも含めてさまざまな要素のバランスでつくられています。その空間の真ん中には、家ならば住まう人、オフィスや店舗なら働く人や訪れる人…、必ず“人”がいます。一人ひとりが心地よく、そしてみんなが気持ちよく過ごすことのできる場所を、空間として仕立てていく。私たちはインテリアを広い視点で捉え、空間全体をゼロからコーディネートしたり、あるものを生かしながらリノベーションしたりすることで、一人ひとりの豊かな暮らしをご提案しています。

 

グラデーションを作る

例えば、壁の色調や質感一つで空間全体の雰囲気は大きく変わります。部屋に差し込むカーテン越しの光、美しく広がる照明の光など、人それぞれに落ち着く光の陰影は異なり、収納と装飾の考え方や色の取り入れ方についても違います。一人ひとりのイメージや大切にしているライフスタイルを伺いながら、空間全体にグラデーションをつくっていくイメージでインテリアを整えます。そこには個性が表れ、人生観も表れてくるものです。流行を追いかけるのではなく、暮らす人の変化に合わせてメンテナンスしながら、住みやすさはもちろん奥行きや深みが増していくような空間をつくっています。

  • 面と線

    ビニールクロスが主流である日本の住空間で、家具や照明を美しくみせるために重要となるのが壁のペイント。テクスチャーによって生まれる “反射した光の陰影”や、時刻ごとの光の波長で生まれる“色調の変化”など、ペイントによる壁は実に表情豊かです。色調の柔らかな移ろいには、季節や時の息遣いさえも感じられます。また、ビニールクロスのように張替えでゴミがでないことや、生活の中での汚れや小傷は上から塗り重ねることで補修が可能なため、とてもサステナブル。ペイントは空間全体に調和を生み出し、私たちの暮らしをより豊かにしてくれます。

  • 装と収

    暮らしに必要なアイテムを気持ちよく、そして美しく収納することは、生活の質を高める1つのポイントです。普遍的な美しさを備えた、インテリアのアクセントとしても印象的な存在のUSM。機能的かつ完璧なフォルムは、空間に溶け込み、どのような種類の壁にも調和します。ボール、チューブ、パネルの3つをベースとしたモジュール方式で構成されているため、分解・再組立てが可能で無限のバリエーションが生み出せます。自由自在に部品を組み合わせることで、一人ひとりの暮らしに合った佇まいを演出。USMはオーダーメイド感覚で選べるインテリアです。

  • 光と陰

    多くの人にとって、家でもっとも長く過ごす時間は夜ではないでしょうか。そのひと時を心地よくするために、照明は欠かせません。柔らかな灯りは部屋に陰影を生み出し、心地良い光に包まれながらくつろぎの時間を過ごすことができます。しかしその照明は、家づくりにおいて悩ましいものでもあります。住み始めてから「思ったより暗くて不便」「ダウンライトが眩しい」などと感じる人は少なくありません。照明は空間を魅力的にするだけでなく、機能的である必要があります。私たちは“適光適所”=“必要な場所を必要なだけ灯す”という北欧の考え方をもとに、空間全体の照明プランニングを行います。

  • 静と動

    朝カーテンを開けて感じる、心地良い陽射し。日中にはレースカーテンを越えて気持ちの良い風が部屋を通り抜け、開放感や眺望の調節を。夜には、閉じて一日の終わりを過ごすくつろぎの空間を演出してくれる。カーテンは、こうした“静”と“動”それぞれの状態によって、一日の何気ないシーンに彩りを与えます。遮光、遮熱・断熱、防音といった機能性はもちろん、その存在があることで時の流れや四季の変化、風など自然とのつながりの中で営まれる暮らしの心地よさも教えてくれます。カーテンは思った以上に空間の印象を左右するため、“窓に付ける”のではなく“壁を飾る”ものとして選ぶことがおすすめです。空間全体の雰囲気や設置場所に合わせて、素材やデザイン、機能性の提案をしていきます。