JOURNALvol.2 (1/2) くつろぎ感と女性らしさが共存する アイテム選びと空間づくり

JOURNALvol.2 (1/2) くつろぎ感と女性らしさが共存する アイテム選びと空間づくり

SLAPMOBLER'S THINK

自分好みの家具に囲まれて暮らせる安心感があります

――最初に、スラップモブラーに依頼されたきっかけから教えてください。

私の友人がスラップモブラーさんのことを知っていて、「素敵な家具屋さんがあるよ」と教えてくれたのがきっかけです。その時は家具をそろえるタイミングではなかったのでお店へ行くことはなかったのですが、のちにマンションを購入するとなった時に思い出して、予約のうえ伺ってみました。その時初めてお店へ入ったんですけど、素敵すぎて驚きました…!

――お店では、最初どのような依頼をされたのですか?

購入したのが新築マンションだったので、せっかくなら自分の好きなものに囲まれて暮らしたいと思い、トータルでインテリアコーディネートをお願いしました。家具は部屋に対しての寸法なども大切なんだろうなと思っていたので、そういった部分も含めてプロにお願いしたくて。家具やインテリア小物、窓のブラインドなど細かな部分も含めてご相談しました。

――その中でも、事前に決めていた家具などはありましたか?

1つだけ考えていたのは、ダイニングテーブルです。私、昔からマルニ木工の家具が好きなんです。両親が好きなこともあり実家で使っていましたし、私もその影響を受けていて。今回も、できればダイニングには昔から好きなマルニ木工のテーブルを置ければいいなと、漠然と考えていました。ただ実家のテーブルは重厚感のあるタイプだったので、もう少しシンプルなものをと調べて今使っているテーブルにたどりつきました。あと新聞などにも載っていたのですが、マルニ木工のチェアがアップル本社でも使われていることを知って、広島の家具メーカーが世界で通用するような家具づくりをしていることにも興味を持ちました。それでテーブルと合わせてチェアもマルニ木工にして、手嶋さん(弊社スタッフ)にもご紹介していただいて実際にショールームで座り心地を確かめてから選びました。

――ダイニングがお気に入りの空間になりますね。

そうですね、とても気に入っています。ダイニングを心地よく使うにあたって手嶋さんからご提案してもらったのが、パぺリナのラグです。ダイニングはどうしても食べこぼしなどがあると思うんですけど、そういう時にさっと拭けるラグにしたかったんです。これはビニール素材なのにデザイン性もあって、カラーリングも私好み。実際にこぼしてもウェットティッシュなどで拭き取るだけでいいので、提案してもらって良かったなと感じているアイテムの1つですね。こだわって選んだダイニングテーブルとチェアの雰囲気を壊したくなかったので、デザイン性のあるパぺリナはそういう面でもばっちりだったと思います。使い勝手が良いのはもちろん見た目の良さも重視していたので、その両方を兼ねた提案をしてくださったことがうれしかったですね。

――そのほかに提案されたもので、良かったなと実感されているのはどんなアイテムでしょうか?

リビングに置いてあるアルファベットソファですね。提案していただいて初めて、こんな幅のあるタイプのソファがあるんだと思いました。うたた寝もできるし、仕事から帰ってきてここに座るとほっとひと息つけるので、これは購入して良かったなと実感しています。打合せを重ねる中で手嶋さんが私の好みを把握してくださっていて、シンプルで飽きのこない落ち着いたグレーとオフホワイトをおすすめしてくれたので、すぐに「これがいい!」と決めました。

――落ち着いたカラーリングのソファに、クッションの色味がアクセントになっていますね。

そうなんです、かわいいですよね。これも手嶋さんにお任せしたものです。照明も案をいただいて、リビングとダイニング、寝室のものをルイスポールセンにしました。暮らしてみて感じましたが、照明って思っていた以上に過ごしやすさに影響するんです。特に夜だと明かり一つで部屋の雰囲気はだいぶん変わりますし、柔らかい光に癒されるので、照明の大切さを今回改めて知りましたね。リビングダイニングは、家具から小物までほぼ全てを手嶋さんにお願いしているのですが、私の好みや好きなトーンを入居までの短い時間の中で把握してもらって、またプロならではの目線で提案してもらったので、お任せして本当に良かったなと感じています。ここで暮らし始めて数年経ちますが、日々の生活の中で家具の魅力を一つひとつ実感中ですし、とても居心地の良い空間で暮らせることに満足しています。

 

From SLAP MOBLER

インテリアコーディネートのポイントは、女性らしさとくつろぎ感のバランスです。女性の一人暮らしということで、仕事から帰ってきた時や休日に自分自身がゆったりと過ごせることはもちろん、ご両親やご友人など来客の皆さんにもくつろいでいただけるように「もてなし」の目線も忘れないようにしました。落ち着いた色味がお好きとのことで、全体的にライトグレーなどトーンを抑えたカラーを選んで柔らかさを出し、そのぶんアクセントカラーのクッションなど小物で色を取り入れてかわいらしさを表現しています。部屋の中でも特に重視したのは照明です。形や光の出方に柔らかさを感じられるルイスポールセン(リビング/ウォラート、ダイニング/LCシャッターズ)を選び、女性らしさとくつろぎ感を兼ね備えるバランスの良い空間を目指しました。

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